スタートアップ企業
「スタートアップ企業」とは、一般的に、短期間でイノベーションや新たなビジネスモデルの構築、新たな市場開拓を目的としている新興企業という意味で用いられます。
似たような意味を持つものとして「ベンチャー企業」がありますが、スタートアップ企業は短期間のEXIT(出資者が利益を得ること)を目的としているという点で、ベンチャー企業と区別されます。もっとも、両者とも明確に定義づけられているわけではなく相対的な違いに過ぎませんので、両者の違いにそれほどこだわる必要はありません。
スタートアップ企業は新たな市場分野への開拓やビジネスモデルを構築していくため、その事業内容が法律に適合しているのかどうかが問題となることがあります。
例えば、道路運送法がライドシェアサービスを白タク行為として禁止しているように、日本では広く様々な分野で法規制が行われているため、事業を行う際は、その事業に許認可が必要か、事業を行う上でどのような規制が設けられているのか等を十分に確認することが不可欠です。
また企業の競争力を高めるためには、商標権や特許権などの知的財産の活用が必要ですが、近年は特に知的財産分野の法改正や運用の変更が目まぐるしく、最新の法令や運用に適合した事業活動を行わなければなりません。
このようにスタートアップ企業として事業を展開していく際には、法的知識が不可欠となるケースが少なくありません。銀座パートナーズ法律事務所は、企業の皆様が展開される《ビジネスモデル》が適法であるか、法的に問題がないか等のリーガルチェック、その他各種アドバイスを実施しており、企業の皆様が抱える様々なお悩みにお応え致します。お困りの際は当職までご相談下さい。
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