会社経営を行う上では、契約書は必要不可欠なものとなっています。
法人が使用する契約書の主な種類としては、
・売買契約書
・賃貸借契約書
・雇用契約書
・業務委託契約書
・取引基本契約書
・リース契約書
・秘密保持契約書
などがあげられます。
契約書は作成しておくことによって、未然にトラブルを防ぐことができ、トラブルに発展した場合であっても契約書の存在によってスムーズに解決をすることができます。
契約書は個人でも作成をすることができますが、必要な記載事項を欠いてしまうということがあります。
本ページでは、契約書のリーガルチェックの重要性やそのメリットについて解説をしていきます。
◆契約書のリーガルチェックの重要性
契約書のリーガルチェックとは、具体的には自社の作成した契約書に不当な点や法律に抵触する点がないか、取引先から提示された契約書に前記と同様の点につき問題がないかについて、専門家である弁護士がチェックすることをいいます。
不当な点とは、相手方から提示された契約書であれば、相手に一方的に有利な条項が多く含まれている点がないかといったことなどを、精査することとなります。
また法律に抵触する例としては、公序良俗違反、消費者契約法・借地借家法などの強行法規違反に違反していないかという点についてのチェックとなります。
また、自社の作成した契約書に対してもリーガルチェックを入れる重要性としては、上記のような自社に一方的に有利な契約書であった場合に、取引先からの反感を買ってしまい、取引が中止になってしまうなどといったトラブルを避けるためとなります。
◆契約書のリーガルチェックのメリット
契約書をリーガルチェックすることのメリットは多々あります。
まずはなんといっても取引の実態に即した契約書が作成できるといった点でしょう。
契約書はネットにひな型があるため、それらに即して作成をするという方が多いでしょう。
しかしながら、ひな型を参考にしただけでは、取引の細かい点についての反映をさせることができず、実態に合っていないものとなってしまいがちです。
取引の実態にあった契約書を作成することによって、取引の中で生じるトラブルに対応できるようになり、取引のフローも明確となります。
また、両当事者間の認識の相違を事前に把握することができるといったメリットもあります。法律に詳しくない方が契約書を作成すると、曖昧な語句や誤った用語の使い方などにより、両当事者間に認識の違い生じてしまうことがあります。
しかしながら、専門家の弁護士がそれらをチェックすることによって、認識の違い発生しないような内容にすることが可能となり、トラブルを避けることができます。
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